■問題行動にはどんなものがある?
厚生省は、情緒障害児短期治療施設の対象として非社会的問題行動・反社会的問題行動・神経症的習癖という分類を用いました。非社会的問題行動とは不登校・緘黙・ひきこもり等を含み、反社会的問題行動とは非行・怠学等を含みます。神経症的習癖にはチックや吃音等が含まれます。これらはいずれも症状による分類で、しかも古典的なものです。実際には非社会と反社会の境界も曖昧であり、チックや吃音も必ずしも神経症的機制でのみ生じるのではありません。

2->

[9].戻る
[0].トップヘ戻る