語源データ(1)「造語・略語系」


ペヤングソース焼きそば ペア+ヤングの合成語。

プラッシー プラスCの変形。

キャベジン キャベツ+ジン(素)キャベツから発見された有効成分で開発。

ペプシコーラ 消化酵素ペプシンから。PEP=元気の意味も。

カルビー カルシウム+ビタミンB系の合成語。

モスバーガー The most delicious hambergerから。

エドウィン 江戸+WIN の合成語。

キヤノン 観音さま→KWANON→CANON。

花王 洗顔石けんは当初「顔石けん」と呼ばれていた。顔→花王

NIFTY NIFは日商岩井(NI)と富士通(F)のイニシャル。

富士通 古河電工(ふ)ジーメンス社(じ)通信機(つう)。

セガ SERVICE GAMEから。

ぺんてる PAINTING+PASTELの合成語。

カルピス カルシウム+サルピス(練乳/梵語)の合成語。

ダスキン ダスト+雑巾の合成語。

フマキラー FLY(蝿)+MOSQUITO(蚊)+KILLER(殺し屋)

シャチハタ 「シャチホコ」(名古屋城)+「旗」

ポポンS ポポンは赤ちゃん用語ポンポン、Sは塩野義製薬のイニシャル。

ノーシン 脳をシーンと鎮める、あるいはシン=新しくさせる。

OASYS 砂漠のOASISにOA SYSTEMを合成。

るるぶ 「見る・着る・遊ぶ」のひらがな部分を集合。現在は「着る」が「食べる」に変化。

SONY 「SONUS」(音)「SONNY」(坊や)「SONY」

【異議アリ!】

モスバーガー
由来は「Mountain Ocean Sun」だ。(CHARさん、辻井さん、他多数)

モス
創業者3人のイニシャル、という話を聞いたことがある(ちぁたろさん)

さらに異議アリ
「モス・バーガー」の由来ですが、最初にある「The most delicious hamberger」に対して異義が多数ありますが、これであってるはずです。なぜなら、東武浅草駅のガード下にあるモスバーガーは、この名前が看板にでています。さらには、この看板にはモスバーガーのキャラクターもついています。一見の価値がありますよ。(横浜のオカダさん)

結論は・・・

1)最初「MOSt delicious hamberger」→「The MOSt Delicious Hamberger」

2)その後、「M=Mountain(山)、 O=Ocean(海)、S=Sky(空)」の意味になり、

3)さらに「S=Sun(太陽)」に修正されたと記憶しています。(匿名さん)

富士通
富士電機の通信機器事業部で富士通ではないでしょうか?(匿名さん)

「富士通」は二つの会社から作られた「富士電機製造」、そして「富士電機」の通信部門から来ています。正確には2段階で来ています。(金川欣二さん)

単純に、富士電機+通信機→富士通信機、それを略して富士通だと思うのですが(無頼庵飯野さん)

キヤノン
「観音さま」ではなくて、正確には「観音開き」の「観音」が語源です。あまり詳しくはないのですが、カメラが観音開きだったそうです。(匿名さん)

さらに反論!◎キャノンは仏教の観音様からきています。観音開きではありません(無頼庵飯野さん)

★ガセネタかもしれませんが・・・

以前CANONに派遣で行ったときに聞いたんですが、CANONの本社工場がある町は”鉄砲の里”らしいんです。鉄砲や大砲を作っていた会社がCANONの前身ということです。それで”大砲”→”CANON"になったと聞きました。(ひろろさん)

EDWINですが、これはたしかに「江戸」+「WIN」なんですが、もう少し詳しい話が大修館書店の「新英語要覧」という本に書いてありました。その本によると、もともと学生服を作っていた「江戸勝商店」がジーンズの生産に乗り出すにあたり、かっこいい横文字の名前をということで「EDWIN」にしたとのことです。(魚占いさん)

EDWINはdenimのmをwにして、並びかえたって話を聞いた事あるのですけど・・・(匿名さん)

EDWINは昔、岡山にジーンズメーカーが集結していて、それに対抗すべく東京本社である同社が命名したもの。江戸WIN=江戸の勝ち。江戸勝商店はデマです。ちなみに80年代に入ってから、デニムのスペル(DENIM)のMをひっくり返してWにして並べ替えた、と言う説明に統一したそうです。(NOMさん)

●SONY、これはもうちょっと深いです。元々東京通信工業(東通工)時代にテープレコーダーのテープを開発した(当時はまだワイヤーレコーダーでした)ときに、パッケージに紙テープと間違われないようにラテン語の『音』(sonus)から取ったsoniというブランドがあって、それだと英語圏の人間に「そない」と読まれてしまい、記述のようにsonnyにすると「損に」と日本人に読まれるのでsonyになったという話でした。参考文献:電波新聞「わが回想録 戦後生まれの世界企業ソニー」平山秀雄(深谷さん)

●ダスキン
正確にはdustcloth(英語でぞうきん)の“dus”に、日本語の「ぞうきん」の“きん”を足した。したがって両方とも「ぞうきん」という意味である。創業者は「株式会社ぞうきん」という名前にしたかったらしいが社内から反発があったとか(AKさん)

【追加!情報】

●プラッシー
「ビタミンPプラスC」でプラッシー。
Pとは、ビタミンP(ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン等の総称で、フラボノイド化合物、バイオフラボノイドなどと呼ばれることもあります)で、ビタミンCの酸化分解を阻害し体内での吸収を助ける作用を持っています。(ゴジラサンドさん)

●ASICS
スポーツメーカー「アシックス」の社名の由来は、「健全な精神は健全な肉体に宿る」を意味するラテン語の格言"Anima Sana InCorpore Sano"から。ただし、ラテン語の原語は本来"Mens Sana In Corpore Sano"であり、そのままではMSICSになるところ、「静的な精神」を意味する単語のMensを「動的な精神」を意味すAnimaに置き換えて、ネーミングされている。(UCHITANIさん)

●XEROX
複写機メーカー「ゼロックス」の社名は、乾式複写機を意味する造語。ギリシャ語で「乾いた」を意味するXEROSに、FAXのXが組み合わされている。湿式の複写機全盛の時代に、50年後の企業を想定し「XEROX」に社名変更された。2つのXにはさまれたネーミングは、見た目にも秀逸である。(UCHITANIさん)

●PANASONIC
松下電器の音響機器ブランド「パナソニック」は造語。PAN=「すべて」を意味する接頭語+A=接続語+SON=「音」を意味する語根+IC=英語で形容詞を作る接尾語。「すべての音響に関連した」という意味。(UCHITANIさん)

★意義アリ

昔、会社説明の時に聞いたのは少し違います。「A=接頭語」 ではなく 「A= Aランク(最高ランク)」「SONIC=SON+IC」ではなく「SONIC=音」という意味だと説明されました。(すけきよさん)

●ククレ・カレー
cookless curryが縮まったもの。ペヤングよりはいいかなぁと思います。(金川欣二さん)

●オートバックス
正式社名はAUTOBACS SEVENといいます。名前の由来はA=Appeal,U=Unique,T=Tire,O=oil,B=Battery,A=Accessory,C=Car Audio,S=Serviceです。SEVENの意味は{TOBACS}の6商品分野にプラス1の意味で,何事にでも挑戦する事と限りない可能性を秘めているシンボルのSEVENです。(名犬ヨッシーさん)

●オリックス
オリジナル+無限を現すXの合成語、とラジオでいってました。(匿名さん)

◎オリックスの「ori」は「orient」から取ったものです。元の会社名が「オリエント・リース」ですから。(上田@コトバ雑記さん) 関連エッセイ

●エプソン
EPSONは「エレトリック プリンターズ サン」の略だと、会社説明会で聞きました。意味から考えてelectric printer's sonだと思います。(バンド名の由来辞典さん)

◎EPSONのSONは「息子」という意味だったと思います。パソコン雑誌「EyeCom」(現週刊アスキー)に載ってました。(京都大学の者さん)

◎「EP(シリーズ?)というプリンターがたくさん売れたので、それにあやかり、社名変更の時に、EP に息子(SON)を足してEPSONとした」。なぜ息子かというと「EPのような売れるプリンター(子ども)を製作する」というようなことだったと思います。また、EPのつくプリンターも日本国内ではなく国外で販売していたものだったと思います。(ひろりんさん)

スクープ!
◎EPSONですが、正式にはEPの部分の意味が全然違います。実はプリンタで成長した会社ではなく、会社のはじめがEPROM/EPRAM半導体などの生産で大きく成長したIC/LSI生産会社(工場)であり、そのEPROMをずっと残すために社名変更にEPとSON(息子=子孫や孫の意味)をつけてEPSONにしたんです。重役ならよく覚えていると思いますよ(匿名さん)

★意義アリ
上記は完璧なでたらめですよ。信州精器株式会社は戦中からセイコーグループと関わりがあって有限会社大和工業の頃から時計の製造そして信州精器株式会社となってからプリンタ事業に移ってますので直接は半導体など作っていません。

EPSONの社名の由来、いろいろと出されているようですがたぶんこれが一番近いですよ。会社説明会の担当者も若くてあまり細かいところまで知らないんじゃないですか。

EPSONは前身の社名である信州精器株式会社が社名変更する際(1982年)社内公募で選ばれた、自社製品として売り出す為に付けたプリンタのブランド名が社名になったんです 。そのブランド名を付けた理由が「EP(electric printer)−101と言う、過去にヒット商品となったプリンタの名を後世に残す意味とその後を継ぐ素晴らしい製品(息子)が生まれるように」なんです。だから会社説明で「Electric Printer's SON」と言います。まさに期待どおりの会社に成長したわけです。その3年後に諏訪精工舎と合併してセイコーエプソンとなりました。(長野県民のきたっち。さん)

さらに
たしか「大ヒットしたEP101というドラム式プリンタにあやかって・・」と聞いたような、と思っていましたら・・当のHPにこんな記述がありました。

EPSONの直リンク http://www.epson.co.jp/vision/vision10.html

C−NET Japanにもこんな記事が 
http://japan.cnet.com/Newsmakers/SuccessStory/EPSON/ss01.html

社内公募で1975年に制定されたブランド名、とのことですが、同社は1973年よりCMOS−ICの量産に着手しているそうで、EPROM説も間違いとは言い切れません。(EPRAM?はどうかと思いますが(^^;)ただEPROMなどはもっと以前から専業メーカー(Intelとか)が製造して
いるわけで、「electrically programmable read only memory」のEPを取ったとしても今ひとつオリジナリティに欠けるでしょう。(匿名さん)

●ネポン
ネポン式トイレってご存じですか?水の代わりにアワ(ネポノール液)で洗浄するスグレモノなんですが、先日、ネポンの語源をついに解明!前身は熱ポンプ工業株式会社、1969年にネポン株式会社に社名変更。熱ポンプ=ネポン。(化猫)

BOBSON
ボブ(アメリカ人)が損(ソン)をするってことらしいです。(NOMさん)

●BIG JOHN
岡山の学生服メーカーが国産初のジーンズを作った時、当時の社長の名前の「小太郎」の名前を英訳(!)して“LITTLE JHON(小太郎)”としたが、LITTLEが不満に思い「大」に変えて“BIG JOHN”としたらしい。(AKさん)

●ESSO(エッソ)
元々スタンダードオイルってゆう社名で、そのイニシャルSO(エスオー)がエッソに。スペルに意味はないらしい。SとOは世界中どこでもエス、オーと読むのでワールドワイドな社名として都合が良かったみたいです。(NOMさん)

●ユニチャーム
ユニーク&チャーミングだと聞いてます。ていうか社員なんですけど(yoshiさん)

●ユニチカ
ユニチカの前身であるニチボーが日本レイヨンと合併した時、両社に共通する「ニチ」を挟んで、合併を意味するユナイテッドの「ユ」を頭に、株式会社の「カ」を後ろにつけた。(AKさん)

●クリネックス
Clean+ex=Cleanexだったが、創業者のキンバリー・クラーク(Kimberly Clark)が自分の名前の頭文字の“K”を取ってKleenexとした。昔の翻訳家はこれは何かについて悩んだらしいという翻訳者泣かせの商品名だったという。(AKさん)

●Maxell
「max」と「well」が合体したと聞いていますが・・・・(匿名さん)

●アスキー
A・・・あなたと、S・・・すてきな、C・・・コンピュータ、I・・・いっしょに、I・・・いいことしましょうね。(Apricotさん)

★意義アリ

ASCIIの語源は「明日が来る」です。西和彦氏がおっしゃってました。(トリスメギストスさん)

●ネスレ(ネスカフェ)
さて、ネスレ(ネスカフェ)の由来なんですが、以前何かで聞いたんですが・・ネス湖でネッシーを見るのに一時も目が離せない!が、コーヒーは飲みたい・・というわがままさんのために開発されたインスタントコーヒーだ、と・・。これってほんとなんでしょうかね???

●レオマワールド
レオマは「レジャーは大西(社長)に任せろ 」だそうです。(匿名さん)

正確には・・・

近いのですが正確には「テーマパークは俺に任せろ」>「オレニマカセロ」>当時流行していた芸能界
的な逆さ言葉でチェンジ>「セロマカ、レオニ」>「レオマ」となったのが真相です(匿名さん)

●ロッテリア
ロッテのカフェテリア(匿名さん)