暑い夏のある日、総裁さんから一通のメールが届いた。(誤変換に注意!)
昨夜、古新聞を紐で括っていた時のこと。何気なく見たその紐の商品名に、私は一瞬めまいを感じた。(中略)巷には摩訶不思議な商品名が多いが、これは何とな……党問題点について、商品名企業名に造形が深い御社しか解明は出来るまい。鋭い解明を願う所存である。
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←これが意味不明荒物
「カラヤン」だ。
商品ジャンル:ビニール紐
価格:150円(税別)
用途:古新聞収束等
メーカー名:シモジマ
品名由来:不明 |
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探偵団のたわごと
たけ「カラヤンって、リリヤンの変形なのかな?」
ゆか「ちがいますっ!」
たけ「カラヤソ(唐耶蘇)とも読めるぞ」
ゆか「読めませんってば!」
たけ「真ん中がないからカラや」
ゆか「なるほど!カラやん・・・んなわきゃないでしょ!」
団長「指揮者のカラヤンのことかもしれんぞ」
たけ「そのままやん?」
団長「いかにも。ビニール紐の最高峰という意味で」
ゆか「にゃるほど・・・」
団長「それにオーケストラは編成っていうくらいで、一種の編み物なのだよ」
ゆか「でも団長、これは毛糸じゃありません」
団長「よく聞きなさい。カラヤンはナチスの幹部党員だった」
たけ「はあ。でも、それが?」
団長「哲学者ニーチェの超人思想と音楽家ワーグナーの音律的体現」
たけ「だから〜それがな・ん・や・ね・ん」
団長「力への意志じゃよ。固い収束力。古新聞をもたやすく縛れる」
たけ「むりやりそこにもってくなっーーーーーっちゅーの!」
※意味不明荒物「カラヤン」とそのメーカー「シモジマ社」についてご存じの方、メールください。
【有力情報】
●こうしんさん、から。「東京都台東区にシモジマという会社があります。元蔵前国技館の近くでした。英語で、紐のことをヤーンとかいいませんでしたっけ?毛糸の束(丸くくくったものとか)色つき紐ならカラーヤーン=カラヤンになりそうな気がする。台東区、浅草橋周辺は、オモチャや日用雑貨の問屋や商社の多かったところで、昔は輸出の花形商品でした。
●匿名さん 大阪の船場にあるシモジマという会社を知っています。小売り商店の店内で使用すると便利な小物を売っている『自営業向け東急ハンズ』といった感じのお店です。(中略)私はこの「シモジマ」で、「プチプチ」つぶす暇つぶしで有名な梱包財が、体育館のマット程のサイズで売られているのを見て驚きました。プチプチマニアの方にもお勧めの店です。(笑)
あの、プチプチの正式名称が知りたいな〜(化猫)
●ソニー情報の小川坊さんから「あのプチプチですが、引っ越し屋がエアキャップ」と言っているのを聞きました」さらにカラヤンのフェザータッチがコンビニで販売されていたとの目撃情報も!
●正式名称はそのものズバリ「プチプチ」です。新幹線の小田原付近(東京寄り)だったと思いますが、陸地側(東京方面に向かって左側)の田んぼの中に、「プチプチ」の大きな看板が立っているのが見えます。その後、ヤフーで「プチプチ」を検索したらすぐに引っかかりました。製造会社は「川上産業株式会社」です。「プチプチ広場」などがあるのでのぞく価値ありだと思います。
8月8日はプチプチの日(日本記念日協会認定)だとのこと。(ぽちさん)
なんですと!秘かにプチプチカルチャーなるものが形成されようとしているのか!これを調べずして、語源探偵団といえようか!おねがい、だれか調べて〜(完全他力本願)
●元社員(つかささん)からの強力情報!
元、エアーキャップの製造メーカーに勤務していた者としては、プチプチの方がメジャーと思われては気に入りませんので(笑)…。NHKとか(クイズ日本人の質問)ではここの工場がいつも紹介されるんですけどねぇ。たいていメーカー名なんて出ないから(泣)。
さて、肝腎の情報の方ですが、こちらは、以前の公式ページですが、何時まであるかどうかわかりません。お早めに。
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/aircap/
こちらが新しいページのようですが、情報量減少してます。
http://www.ubefilm.co.jp/shokaiindex.htm
困ったものです。これでは、プチプチに負けてしまうのもむべなるかな。
#いや、私だって入社するまではプチプチと言っていたのだけど。
超強力荒物モンヤン発見!!!
意味不明荒物「カラヤン」で一躍有名(当社比)になったシモジマ社(シモジマ商事)である。が、その実体は意味不明どころか、東京は浅草橋に本陣を構え「大正9年創業、資本金14億500万。包装用品業界の超ビッグネーム」なのであった(汗)。
同社は「テレフォン・オーダー・イエローカタログ」という通販も展開しているらしい、のだが。
なんと、「カラヤン」には「モンヤン」という兄弟がいた!
●発見者、くぼひできさんのレポート。
私の勤務先に置いてある「テレフォン・オーダー・イエローカタログ5」のP195になんと!「カラヤン」発見。正体はやはりビニール紐でした。カタログの商品解説では「一般家庭用として小巻にされた紐です。文房具店等で販売するのに適しています。」とありました。
がしかし、なんと!なんと!カラヤンの横で超強力荒物「モンヤン」がで掲載されていたのです。
●ちなみにダンボールなんかを結束して持ち歩くのに引っかけるフックがありますよね。その正式名称を「ヘイコーホルダー」ということを初めて知りました。
というわけで、ついにカラヤン兄弟(ぴんから兄弟ではない)誕生で新たなステージを迎えた「荒物」探偵団。シモジマブランドの「モンヤン」に関する情報、なんでもいいから送って(目撃写真大歓迎)。