【医療・医薬品】

●エンゼル・セット・・・死後処置をするための綿、ガーゼ、アルコール綿などのセットのこと。(emiさん)

異議アリ!私の知ってる関係では、死体に死化粧をするための、口紅だとかファンデーションだとかの化粧品だと聞きました。看護婦さんが、自分の使い古しを寄付してるそうです。(qzさん)

さらに反論!エンゼルセットは遺体の清浄と体液分泌を押さえるための処置に使う脱脂綿などのセットです。一般的な病院用語であり、また商品名です。名前の通り、必要な道具がパックになっています。遺体の処置(むかしでいうところの「湯灌」)を行うための用具で、この処置はエンゼル・ケアという場合が多いようですね。看護婦さんが、遺体を拭いてきれいにして、肛門や鼻に綿をつめたり、女性の場合には薄化粧を施したりもするようです。「異論あり」の方の、「化粧道具をこう呼ぶ」というのは、特定の病院の、いわば「方言」に近いかも知れませんね。(やゆよさん)

●S・・・Schizophrenia= 精神病のこと。覚醒剤ではありません。(みけちゃん)

●プシコ・・・精神科のこと。精神科の患者さんのことも指したりします。(mishikaさん)

●バルーン・・・カテーテル→尿道に通すもの。(マリさん、ともさん)

●ステった・・・患者が死ぬこと。ステルベン(ドイツ語で死)から。(ムックさん)

●ぷしこ・・・精神科のこと。英語(psycho)より。正しい発音は「サイコ」ですね。転じて、理不尽なクレームをつけてくる患者さんを「ぷしこさん」といったりします。(MD. PhD.さん)

●えーかーげー・・・心電図のこと。ただし、これはドイツ語の頭文字(E.K.G.)の音読みで、戦後教育を受けた人は、英語風に「いーしーじー(E.C.G.)」と言うはず。隠語の上に死語という例。(MD. PhD.さん)

●ずぽ・・・坐薬。たぶん英語(suppo)の音読みだとおもう。ブラジル人にも「ずっぽ」で通じました。(MD. PhD.さん)

●エッセン・・・食事。ドイツ語(essen)に由来します。患者さんの前で「食事にいく」とは言いにくいので、「エッセンいってきまーす」と出かけるわけですね。(MD. PhD.さん)

●すてと(すてーと)・・・聴診器のこと。英語(stetoscoope)より。(MD. PhD.さん)

●アポ・・・脳卒中のこと。(ヤクザ医師の卵さん)

●ブルート・・・血液の事。Blood(ブラッド・血液)のドイツ語読みから。(恋瀬家乙女)

●ばついと(歯科業界)・・・抜糸。傷口を縫合した糸を抜くこと。「抜歯」と区別している。(ぷぅさん)

●デコる・・・ecompensation(代償不全)から、心不全の状態に陥ることの意。転じて、研修医が過酷な労働条件でバテバテになること。大学病院。(RSさん)

●ランニングマン(医薬品・臨床検査試薬)・・・病院、検査センター等顧客先で購入して戴く為に、試しに血液を分析する機械を運転し、データを取る仕事をする社員。【解説】技術サービス系の仕事だが、機械メーカーと異なり、顧客に対し出張サービス費の請求はしない。


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