【出版・印刷業界】

【印刷機メーカー】よのえもんさんの情報

●ヤレ・ヤレ紙・・・印刷機の調整等の過程で消費する紙。また印刷不良紙も意味する。社内だと「コピーはヤレ紙を使って(裏面にコピーされた紙を再利用するの意味)」等と一般的に使われる。

●かんざし棒・・・印刷機で使用されている単なる鉄の棒。何故か“かんざし棒”と言う。

ギア目・・・印刷機のギア精度不良が原因で発生する印刷の縞目。

紙粉・・・紙の表面に付着している粉。

濡れ雑巾・・・紙粉除去装置。湿らせた布を利用して紙粉をふき取る構造になっている。

ドブ・・・紙を切断するとき、製品寸法に合わせて数ミリ幅でカットする幅のこと。

ドブ抜き・・・ドブをカットすること。カットされたドブはゴミとして捨てられます。

マージナルパンチ・・・コンピューター用紙にある両脇の連続した丸穴。

●ファイルパンチ・・・上記以外の穴。

ハンコ・・・印刷原版のこと。

11-2/3"・・・A4サイズの意味。読み方は“じゅういっかさんぶんのに”。

トンボ・・・カラー印刷の位置合わせを行うためのマーク。

減感インキ・・・感圧紙を発色させないためのインキ。

ニップ・・・CD等に印刷した際に生じるそり。

【出版流通】

●番線・・・【出版流通】取次(本の問屋)における書店の住所のこと。【用法】書店には必ず「番線印」というハンコあり。例えば「19L28 コード 84653」・・・この番線は取次最大手「トーハン」のもの。「C23〜」と始まるのは二番手「日販」。アルファベットは書店の規模を表す。取次の倉庫にはベルトコンベアの様なモノがずらっと並び、そこに本を乗せて行く様が電車の「〜番線」に例えられたもの。(佐和さんの情報)

●スリップ・・・【書店・出版】書籍の上に挟まっている2つ折りの短冊型紙片。客が購入後に真ん中から2つに切り離す。上部がへこんでいる方は、月に1回各出版社に送ると報奨金が出る。残りは担当者が売り上げのチェックなどに使用した後、ハンコを押せば注文書の替わりにもなる。(佐和さんの情報)


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